※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。雪山登山を始めたい入門者にとって知っておきたい雪山の知識と技術と、実際の登山計画の役に立つルートガイドが一冊に。前作をより読みやすくバージョンアップし、最新情報を掲載した改訂版。■内容第1部 雪山技術[1]概要雪山の魅力/雪山のエリアと特徴/雪山登山のジャンル[2]計画雪山登山の計画/雪山の気象(1)冬 12~2月 (2)春 3~5月[3]用具雪山用登山靴/ピッケル/アイゼン/ワカン、スノーシュー、ストック/その他の一般装備/非常用具/ウェア(1)レイヤリング (2)ベースレイヤー (3)ミドルレイヤー (4)アウターシェル (5)手袋、ソックス、帽子、スパッツ/クライミング用具[4]歩行技術=雪山ルートのアウトライン/雪上を登山靴で歩く/アイゼン歩行/滑落停止/ラッセル、耐風姿勢/ルートファインディング[5]ビレイ技術=雪上確保(1)ビレイ技術の必要性 (2)ロープの結び方 (3)雪上のアンカー (4)雪上のビレイ (5)その他のビレイ[6]宿泊・生活技術=山小屋に泊まる/無人小屋に泊まる/雪山用テント/テント泊の装備/テントで泊まる/テント生活の工夫/雪洞に泊まる/ビバーク[7]危険への対応=雪山の危険/雪崩リスクの予測/雪崩レスキュー/転倒・滑落/風雪とホワイトアウト/低体温症/凍傷/その他のリスク/雪上技術の練習第2部 雪山ルートガイド北海道=雌阿寒岳/大雪山・旭岳/十勝岳東北=白神岳/森吉山/船形山/蔵王・熊野岳/安達太良山北関東=那須・茶臼岳/日光白根山/赤城山上越=谷川岳中信=黒斑山首都圏近郊=奥多摩・川苔山/奥秩父・雲取山/丹沢・塔ノ岳/奥秩父・甲武信ヶ岳/奥秩父・金峰山/大菩薩峠・嶺八ヶ岳=蓼科山/北横岳/北八ツ縦走/東天狗岳/硫黄岳/赤岳/赤岳~横岳/編笠山南アルプス=入笠山/甲斐駒ヶ岳(残雪期)/仙丈ヶ岳(残雪期)/鳳凰三山中央アルプス=木曽駒ヶ岳北アルプス=白馬岳/唐松岳/遠見尾根/爺ヶ岳/立山(残雪期)/槍ヶ岳(残雪期)/奥穂高岳(残雪期)/西穂独標/燕岳/蝶ヶ岳/乗鞍岳北陸=取立山/荒島岳関西=伊吹山/鈴鹿・霊仙山/比良・武奈ヶ岳/台高・三峰山/大峰・稲村ヶ岳中国=伯耆大山四国=石鎚山/剣山九州=久住山/祖母山■著者について野村 仁(のむら・ひとし)1954年、秋田県生まれ。森吉山山麓で少年時を過ごす。上京して大学時代に登山を始め、その後仲間と山岳会を創って、約50年間各ジャンルの登山を行なってきた。職業は書籍・雑誌の編集と原稿執筆で、登山技術、山岳遭難関係の執筆・編集が多い。著書に『登山技術全書 登山入門』『転倒・滑落しない歩行技術』、共著に『山で死んではいけない』(いずれも山と溪谷社)などがある。日本山岳文化学会理事、遭難分科会会員、地理・地名分科会会員。編集室アルム主宰。