前作『ひとりも、死なせへん』に続き、2021年8月より2022年5月までの、長尾和宏のブログより主にコロナ関連の記述を抜粋し加筆したものである。なぜ長尾は、批判を承知でワクチン接種を取りやめたのか?ワクチン後遺症の人たちへの救済に走り出したのか?そしてこの10カ月、医療と、メディアと、国は何をして何をしなかったのか…本書は、すぐに色々忘れてしまう我々国民が、絶対に忘れてはならない10カ月の記録でもある。「僕は陰謀論者でも右でも左でもない。これは、町医者が見た現実だ」 ◎国がコロナを「5類」にしたがらないのはなぜか? ◎肥満・タバコ・高齢男性が重症化のリスク ◎PCR陰性のコロナ肺炎はどうするの? ◎街角無料PCRは税金の無駄遣い! ◎マスコミは「コロナで死亡」は大きく報じても 「ワクチン接種後死亡」や「ワクチン後遺症」は報じない。 ◎閉じ込めたら認知症が悪化するのは当たり前! ◎若い世代への ワクチンは、デメリットしかない。 ◎関節リウマチなどの膠原病や帯状疱疹が急増中! ◎誰も知らない「イベルメクチン」の不都合な真実……。僕は大馬鹿者だったが、思い返すとあの頃は、仕方がない選択だった。当院では、もう二度とコロナのmRNAワクチンを打たないことを決めた。毎日のように届く「長尾死ね!反ワク!」という批判。殺されるかなと思う夜もあるが仕方がない。自分に嘘はつけない。専門家は、アホのひとつ覚えのように、「ワクチンのメリットがデメリットを上回る」と言うが、そんな全体主義の論理は、欺瞞だ。「私の人生を返してください」という声に、国も向き合ってほしい。コロナ禍で「思考停止」しているすべての人、必読の書。