具合が悪い日、面倒な日直の仕事がある日、定期テストの日・・・・・・。彼女が学校に行くのが億劫な日に、私は呼び出される。愛川素直という少女のレプリカ、便利な身代わり、それが私。姿形は全く同じでも、性格はちょっと違うんだけど。自由に出歩くことはできない、明日の予定だって立てられない、オリジナルのために働くのが使命のレプリカ。だったはずなのに、恋をしてしまったんだ。海沿いの街で巻き起こる、とっても純粋で、ちょっぴり不思議な“はじめて”の青春ラブストーリー。――第29回電撃小説大賞《大賞》受賞作コミカライズ第1巻!