あらすじすべてにおいて普通で個性がなく、自分は(永遠の脇役)であると思っている高校生・影子。同じクラスには、世間を賑わすアイドルで、学校でも人気者の男子・真昼がいる。そこにいるだけで目立つ彼は、まさに〈永遠の主人公〉。別世界の住人のような彼とは、同じクラスなのにほとんど話したことがなかった。だが、一緒に図書委員をすることになったのがきっかけで、真昼の陰の部分を知ることになる――。読み終えたあと、きっと世界が輝いて見える、希望の物語。文庫版限定! アフターストーリー<掌編 尊い愛>を収録。