「なんか世界とか救いてぇ――」。あらゆるテロや犯罪が多発し『ロケットの街』とまで渾名される国際都市ミリオポリスに、「黒犬」「紅犬」「白犬」と呼ばれる3人の少女がいた。彼女たちはこの街の治安を守るケルベルス遊撃小隊。飼い主たる警察組織MPBからの無線通信「全頭出撃!」を合図に、最強武器を呼び込み機械の手足を自由自在に操り、獲物たる凶悪犯罪者に襲いかかる!
冲方丁のライトノベル人気シリーズ『オイレンシュピーゲル』全4巻が一冊にまとまって登場。合本版オリジナル特典として、白亜右月が雑誌「ザ・スニーカー」で描き下ろした文庫未収録イラストを含む「イラストギャラリー」を収録。