あらすじ古田織部の自死から十八年――上段末尾に「遊びをせんとや」、下段末尾に「これにて仕舞」と記された、織部最後の茶会の指示書が見つかる。この席に誰が招かれ、これは何を意味するのか? 毛利家内での諍いに苦しむ中、茶の弟子である毛利秀元が真相を探る。