既刊(1巻 最新刊)

スペインを追われたユダヤ人 ――マラーノの足跡を訪ねて

作者:
出版社:
-
15世紀末、カトリック・スペインはイスラム勢力を一掃するとともに、ユダヤ人の追放を決定した。全ヨーロッパへ四散するユダヤ人たち。しかし、その多くは改宗の道を選ぶ。彼らは「マラーノ」(豚)と蔑まれながら、異端審問の恐怖と迫害に耐えていった。そもそも固有の領土を持たないユダヤ人が、自己をも否認するという《二重の否定性》――「マラーノ性」は精神の奥深く刻印される。彼らの足跡を辿り、マラーノ精神の体現者スピノザ、マン、カネッティを語る壮大な精神史の試み。

スペインを追われたユダヤ人 ――マラーノの足跡を訪ねての巻一覧

既刊1巻
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

スペインを追われたユダヤ人 ――マラーノの足跡を訪ねての作品情報

あらすじ

15世紀末、カトリック・スペインはイスラム勢力を一掃するとともに、ユダヤ人の追放を決定した。全ヨーロッパへ四散するユダヤ人たち。しかし、その多くは改宗の道を選ぶ。彼らは「マラーノ」(豚)と蔑まれながら、異端審問の恐怖と迫害に耐えていった。そもそも固有の領土を持たないユダヤ人が、自己をも否認するという《二重の否定性》――「マラーノ性」は精神の奥深く刻印される。彼らの足跡を辿り、マラーノ精神の体現者スピノザ、マン、カネッティを語る壮大な精神史の試み。

スペインを追われたユダヤ人 ――マラーノの足跡を訪ねてのレビュー

まだレビューはありません。