日本語と道徳 ──本心・正直・誠実・智恵はいつ生まれたか

既刊(1巻 最新刊)

日本語と道徳 ──本心・正直・誠実・智恵はいつ生まれたか

作者:
出版社:
-
本音トークがもてはやされている。「本心」を包み隠さず「正直」に口に出すことが、あたかも「誠実」の証しであるかのように言われる。そして時に、タテマエに立ち向かう正義の人という印象さえ帯びる。しかし、かつて「本心」を隠す人などいなかった。「誠実」な人も存在しなかった。「正直」者は馬鹿呼ばわりされたこともある。いったいいつから「本心」や「正直」が、正義と結びつくようになったのか──。今日の倫理観は必ずしも日本古来のものではない。中世から江戸期をへて今日に至る道徳観をめぐる言葉の変化を丁寧に跡付ける意欲的な日本精神史。
作品情報

日本語と道徳 ──本心・正直・誠実・智恵はいつ生まれたかの巻一覧

既刊1巻
1
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

日本語と道徳 ──本心・正直・誠実・智恵はいつ生まれたかの作品情報

あらすじ

本音トークがもてはやされている。「本心」を包み隠さず「正直」に口に出すことが、あたかも「誠実」の証しであるかのように言われる。そして時に、タテマエに立ち向かう正義の人という印象さえ帯びる。しかし、かつて「本心」を隠す人などいなかった。「誠実」な人も存在しなかった。「正直」者は馬鹿呼ばわりされたこともある。いったいいつから「本心」や「正直」が、正義と結びつくようになったのか──。今日の倫理観は必ずしも日本古来のものではない。中世から江戸期をへて今日に至る道徳観をめぐる言葉の変化を丁寧に跡付ける意欲的な日本精神史。

日本語と道徳 ──本心・正直・誠実・智恵はいつ生まれたかのレビュー

まだレビューはありません。