作者名:古田博司出版社:筑摩書房販売開始日:2014年8月15日カテゴリ:実用書暮らし・健康・美容(実用)ノンフィクション・ドキュメンタリー(文芸)その他(文芸)学術・語学・その他(実用)社会・政治(ビジネス)
あらすじなぜヨーロッパにのみ、近代科学を生み出す思想が発達したのだろうか。それは「この世」の向こう側を探る哲学的思考が、ヨーロッパにのみ発展したからなのだ。人間の感覚器官で接することのできる事物の背後(=向こう側)に、西洋人は何を見出してきたのだろうか。バークリ、カント、フッサール、ハイデガー、ニーチェ、デリダらが繰り広げてきた知的格闘をめぐって、生徒との10の問答でその論点を明らかにし、解説を加える。独自の視点と思索による、思想史再構築の試み。