あらすじ戦後昭和史はこれまでさまざまに語られてきたが、実証的研究に基づいて客観的に史実を描いたものは少ない。左右対立の激しかった戦後直後こそ、何が起きていたかをイデオロギーから中立に描くことが求められよう。第一線の研究者が一般読者に向けてわかりやすく説き明かす昭和史講義シリーズ・待望の戦後篇。上巻では占領期、天皇・マッカーサー会談から55年体制の成立、60年代の自民党抗争史までを20のテーマで通観する。真の歴史を知りたい人に贈る最先端の現代史入門。