あらすじ昭和20年4月7日、アメリカのミッチャー中将指揮下の航空隊の4次にわたる爆撃により、沖縄特攻の目的を達することなく、戦艦「大和」は午後2時23分ついに撃沈された。乗員3333名中、生存者わずか260余名といわれる。海中に投げ出され、重油の海に浮かび助かった男たち。帰国した彼らを母国の桜が迎えたが、機密保持のため、隔離される。不沈といわれた戦艦「大和」の上で何があったのか。そして戦後生き残った男たちの胸に去来するものは何だったのか。その記憶を掘り起こし、足跡を丹念に追ったドキュメント。