誰にも心を開かない氷のような夫。
彼に愛されたいと願うのは愚かなの?
3年前、イザベルは秘書の代理として派遣された先で、
イタリア人侯爵で実業家のコンスタンティンに見初められた。
貧しい炭鉱の村で育ったイザベルとでは身分が違いすぎたが、
二人の情熱は激しく燃え上がり、彼女はやがて妊娠。
コンスタンティンは責任を取って結婚を申し込んだ。
だが、ほどなくして不幸にもイザベルは流産してしまう。
急によそよそしく冷淡になった夫に、彼女は言葉を失った。
大切な我が子が亡くなったというのに、なぜ平気でいられるの?
結局、あなたが愛情深く振る舞うのはベッドの上だけ──
傷心のイザベルは家を出るが、彼から復縁を打診されて……。
*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。