祖父のコネで底辺校に正規採用され、教師として働く柾晴。
勤務先の学園で上司にこき使われ、同僚たちとは馴染めず、鬱屈した日々をもう何年も過ごしている。
そんな彼の悩みのタネのひとつが、素行不良の教え子、夏波の存在だった。
いつものように教頭命令で夜の街を巡回中、夏波がヤンキーたちに絡まれているところに出くわし、とっさの嘘で救出するが、彼女が持っている大きな荷物に家出だと気づく。
友人もおらず、行くあてのない夏波に泊めてほしいと懇願され、なし崩し的に連れ帰ったところ、うまく言いくるめられ居着かれてしまう。
さらに毎日のように性的な挑発を受け、抑えが利かなくなった柾晴は、とうとう夏波を押し倒してしまった。
しかし言葉とは裏腹にたどたどしい夏波の姿に、虚勢を張っているのだと気づいた柾晴。
エロいけれど本当は純情で一途で優しい夏波に、いつの間にかほだされてしまい…。