中堅冒険者のガーラントは、簡単だと騙されて参加したクエストで、ドラゴンへの囮にされてしまう。
しかしドラゴンは先輩たちを狙って全滅させ、ガーラントは瀕死の重傷を負いつつも九死に一生を得る。
日常生活もままならないうえ生還した彼を揶揄する者も多く、人間不信に陥った彼は自分の世話役として奴隷を買うことを決意する。
訪れた奴隷商会で売り込まれたのが亡国で侍女をしていたというファルナだった。
しかし彼女は、王女で姫騎士のアリーとセットでなければ自死すると宣言しており、しかもアリーは高貴な身分のため桁違いの高値がつけられていた。
それでもガーラントは、裏切りによって滅んだという彼女たちの姿と自分の境遇を重ね合わせ、ドラゴンの巣から持ち帰った財宝を惜しげもなくつぎ込んで、買うことにしたのだった。
そしてふたりを連れて郊外の森に佇む小屋での生活が始まるが、ガーラントは魅力的な彼女たちにも手を出すことはなく、あまつさえ怪我が治ったあとは奴隷解放すると宣言する。
しかしその夜、風呂の世話をしているときにファルナが、アリーには手を出さないよう懇願し、その見返りとして自らの貞操を差し出してきた。
それでもまだ実直で誠実な態度を崩さないガーラントにふたりの猜疑心は消え去り、かえって好感をいだくようになる。
こうして魅惑的な奴隷美女たちによる積極的で性的な奉仕が始まると、いつしかガーラントの心も安らいでいき…。