貴族の三男坊として転生し、異世界で育ったリベルト。
何不自由なく暮らしていたが、現代知識で才を発揮してしまったことで、家督争いの危険有りと判断されてしまう。
この世界は平和そのもので、貴族たちは争い事を好まない。
自然と、跡継ぎも平穏に選ぶようになっていて、下剋上の可能性がある者は、『リゾート』と呼ばれる遠く離れた南の島へと送られてしまうのだ。
家を追い出され、島暮らしを命じられたリベルトだったが、到着したそこは、想像とはまったく違っていた。
リゾートというその名の通りの理想的な環境があり、水着美女が街中に溢れていたのだ。
そこで、幼いころから知る女性・ラセリアとも再会し、彼の専属メイドだという彼女と暮らし始めたことで、リベルトのハーレム生活が始まった。
息苦しい貴族社会を離れ、楽園を満喫するのは、リベルトだけではない。
管理人だというルチノや、南国大好きなエンデッタとも毎日のように楽しむことができた。
まるで自分たちを堕落させようとするかのように、何もかもが至れり尽くせりなこの島で、
彼女たちとの交流が、リベルトの未来を左右し始めて…。