あらすじクルシュ王国の貧民街で暮らすファランは、ある夜謎の集団に襲われる。窮地を救ったのはファランと同じ肌の色をした少女だった。彼女から、ファランが亡国王家の生き残りだと言われ、その証である《マスィールの卵》を手渡される。それはファランの身体の一部となり、念を込めて話すことで相手を自由に操れるという術具だった。ファランの王国再興が、ここから始まる!!