あらすじクルト・ヴァントは異世界への転生者だ。二度目の人生を始めたが、産まれた家は神官の家系で、彼もまた、その道を進むことを望まれていた。この世界では、すべての“職業”が神によって定められていて、誰もそれに逆らうことはできない。クルトは、そんな神聖な“職業”を司る神官として、転職神殿に勤めることになり、罪人の転職を担当することになった。その職務のなかで、自分だけの秘密であった他人のステータスを覗く能力が、じつは職業の変更さえ可能な、チート能力であることに気付く。ずっと黒幕的な存在に憧れていたクルトは、その力を使って、大神官フレデリアの欲求不満を利用した、下克上を開始した。この世界を裏から操る権力者となるために、クルトは美女たちの転職を利用していくが!?