大学受験に失敗した俺は、予備校通いの日々を送っている。都内のアパートで一人暮らしな一方で、近くに住む兄夫婦にもなにかとお世話になることも多かった。「クリスマスイブの夜は、うちで食事しましょ」そう語りかけてくるのは兄嫁の真澄さん。受験勉強に勤しむ中で鬱屈した持ちを抱えていた俺は、優しい真澄さんに対してよこしまな気持ちを抱いていた。そんな彼女と二人きりになる機会を得てしまった俺は、とうとう自分の内なる欲望を抑えきれなくなってしまい……!「クリスマスプレゼント、欲しいものないかって言ってましたよね」「俺、真澄さんが欲しい!」