「ありがとう」「やってみよう」「なんとかなる」「ありのままに」4つの心がバランスよく整っている人は、幸福感が高く、強くしなやかな心を持つことができ、社会に出てからも活躍できる。本書は、慶應義塾大学大学院SDM研究所で幸せの研究をしている前野マドカ先生が、自身の子育て体験や16年にも及ぶ研究やフィールドワークからわかった、子どもの心を豊かに、そして強くしなやかにする親子の習慣を紹介。4つの心を整えることで、感情を上手くコントロールできるようになり、自己肯定感も問題解決力も上がります。子どもの将来を考えるすべての親に知ってほしい、親も子も幸せになる最高の子育て習慣です!収録している数々の習慣は、幸せを研究している前野先生が子育てで実践してきたことはもちろん、ご友人から聞いたことや本書のためにアンケートにお答えいただいた多くの方々の習慣から集められています。「子育ての現場×幸せの研究」から厳選した習慣なので、実践しやすく、効果も期待できるものばかりです!本書ではこの4つの因子を育てる親子の習慣を紹介します。■目次・プロローグ みんな我が子の「幸せ」を願っている●第1章 まずは親の心を整えよう・人の物差しのために頑張らず自分を丸ごと認めてみよう・自分が何に幸せを感じるのか定期的に確認しよう ほか●第2章 「ありがとう」の心を育てる習慣・子どもからの「大好き」には「大好き」の言葉で返す・身の回りの「おかげさま」を見つけ、親子で話す ほか●第3章 「やってみよう」の心を育てる習慣・子どもが転んでしまったら「ナイスチャレンジ!」と声かけ・夢中になっているときは?なことでもとことんやらせる ほか●第4章 「なんとかなる」の心を育てる習慣・緊急や不安に対しては「大丈夫」「なんとかなる」で切り替え・ ほか●第5章 「ありのままに」の心を育てる習慣・「〇〇ちゃんはどうだった?」と聞かない・「うれしい」「幸せ」などの前向き感情はどんどん言い合う ほか■著者 前野マドカEVOL 株式会社代表取締役CEO。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員。IPPA(国際ポジティブ心理学協会)会員。サンフランシスコ大学、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)などを経て現職。幸せを広めるワークショップ、コンサルティング、研修活動及びフレームワーク研究・事業展開、執筆活動を行っている。システムデザイン・マネジメント学、幸福学の研究者である前野隆司の妻。二児の母。主な著書に『なんでもない毎日がちょっと好きになる そのままの私で幸せになれる習慣』共著(WAVE 出版、2020 年)、『ニコイチ幸福学 研究者夫妻がきわめた最善のパートナーシップ学』共著(CCC メディアハウス、2019 年)、『月曜日が楽しくなる幸せスイッチ』(ヴォイス、2017 年)などがある。