なぜ、売上や社員数の桁が3つも少ない小さな会社が、大きな会社に勝てるのか。利益がほぼ出ないような価格競争を仕掛けているから、ではありません。・勝てる戦い方に持ち込んでいるから・教育をして魅力ある人づくりをしているから・魅力ある人が集まった強い組織づくりをしているからこの3つが勝因です。中小企業の戦い方が満載!兵庫県尼崎市に本社を置く阪神佐藤興産はビル・マンション・ホテル・大規模店舗・工場・物流センターの大規模改修や、一戸建て住宅の塗り替え工事などを行う外壁塗装・屋根塗装の専門会社。社員は20名強で、仕事上の競合は大手ゼネコン。だがコンペをすると、負け知らず。多くの大型物件を手掛けています。その秘密は、「行列ができる人を育てる」という同社の人材戦略にありました。中小企業の差別化の手段としての「社員教育」について、あますところなく解説します。小さいからこそ勝てるのだ。本書には中小企業の仕事の醍醐味が詰まっている。株式会社武蔵野・小山昇社長推薦!■目次●第1章 小さくても勝てる・2つの武器でスーパーゼネコンに勝つ・他社の100倍の情報量で圧倒的に勝つ・現場はピカピカで、ニコニコ・現場見学会は社員を育てる場でもある・小さくても勝てる戦い方の秘密・下請けから元請絵の転換を図る・2代目の苦闘は続く・イキって下請仕事を捨てたら赤字に転落・社長自ら新規開拓営業に・弾を売り続けて、鉄砲を売る・愚直な新規開拓で黒字体質化。元請への転換にも成功●第2章 行列のできる人づくり●第3章 一体感をつくるコミュニケーション●第4章 つぶれない経営の仕組み●第5章 小さな会社で働くということ■著者 佐藤祐一郎阪神佐藤興産株式会社代表取締役社長。1957年、兵庫県尼崎市出身。大阪府立寝屋川高校、関西大学を経て、清水建設に入社。日本ペイントを経て、1984年、父が創業した阪神佐藤興産に入社。1996年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)