ここ近年、活躍の場を大きく広げ、たくさんの人に笑いを提供している岡田氏とこの「無欲」という言葉の響きのミスマッチ具合。岡田圭右という男はいったいどういう人なのか。これまで多く語られることのなかった岡田圭右という人物を徹底解剖して見えてきた、「無欲」な生き方とは?普段から岡田氏に癒されている方、興味を持っている方だけでなく、普通の人生を歩むことに戸惑いを感じている方にも、ぜひ手に取っていただきたいと思います。岡田さんの様々な顔を楽しんでください(カラーページあり)■著者のコメントかいつまんで言うと、この本は俺の半自伝です。実は俺、今までほんまに何の欲も持たんと、のんべんだらりとやってきた男なんですわ。芸人や言うたら、野心のひとつやふたつあったってエエでしょ?それやのに俺は「天下とったる!」とか、そういうのまったくなかったんです。ほんまにね、芸人としても男としてもあかんたれそのままやった。ついでに言うと、目標ナシ、夢もナシ、ついでに笑いもナシ……ってコラーッ!でもね、振り返ってみると、そういう無欲な人生も案外捨てたもんやなかったんですよ。どんだけ平凡に生きてきたつもりでも、ひと山ふた山、ひと谷ふた谷あるもんで。人生捨てたもんやないってね。自分のことをエラソーにこうして書くだけで恥ずかしいんですけど、恥ずかしさを捨てて全部出しました。読んでいただいて、あったかーい気持ちになってもらえるとうれしいです!!■担当編集者のコメント無欲―。好きな言葉として、この言葉を挙げる人と初めて出会いました。ここ近年、活躍の場を大きく広げ、たくさんの人に笑いを提供している岡田氏とこの「無欲」という言葉の響きのミスマッチ具合。岡田圭右という男はいったいどういう人なのだろうか。そんな思いから、この本はできあがりました。なので、これまで多く語られることのなかった岡田圭右という人物を徹底解剖しています。小学6年生の時にこう書いて以来「~したい」という言葉を言ったことがない(かもしれない)。川、海、そして時にはせせらぎの流れに身をまかせた結果、現在の自分がある、と語る、いたって普通な男が、老若男女問わず愛される理由、そして生き方がここにあります。普段から岡田氏に癒されている方、興味を持っている方だけでなく、普通の人生を歩むことに戸惑いを感じている方にも、ぜひ手に取っていただきたいと思います。岡田さんの様々な顔を楽しんでください(カラーページあり)■著者 岡田圭右(おかだ けいすけ)