今までの経理のやり方が、会社の成長を妨げる!・黒字倒産・経理担当の不正・資金繰りの悪化・社長業に専念できないetc「まさか…」を防ぐ、プロが教える即実践したい技とは?「会社のお金の流れ」はよく人間の血液にたとえられます。血液と同様に、お金の流れがとまれば、会社を継続させていくことはできません。このお金の流れに関する重要な情報が、社長に伝わってこないのですから、こうした会社はおのずと「綱渡り経営」にならざるを得ないでしょう。そこで、本書は、このような不安定な経営から脱するための方法として、経理部門の仕事を省略化し、財務管理に専念することで経営を安定させることを提案し、そのための具体的な方法を紹介しています。経理の仕事がいかに重要か。多くの中小企業に共通する経理部門の問題点とは何か。経理の仕事を「見える化」し、仕事のやり方を「標準化」して、生産性を上げるためにはどうすべきか。経理改革の究極の方法、経理部門のアウトソーシング化はどうすればいいのか。これらの方法を本書で学んでみてください。■目次 第1章 会社が倒産するたったひとつの理由 経営で一番大切なのは「会社を続けること」 会社にお金を残すため、ぜったいに必要なこと ほか第2章 その経理でほんとうに大丈夫ですか? 経理担当者に経営者的感覚がない お金をかけても売上が上がらない間接部門 ほか第3章 経理を「見える化」してスリムにする 従業員数と業種からスリム化の方向性を決める 新規開業、新設法人のスリム化のポイント ほか第4章 経理を「標準化」して生産性を上げる 誰が使っても同じ成果が挙がる「形」を導入する 旅費・交通費は給与と同時に支払う ほか第5章 経理を「アウトソーシング」して会社を成長させる 事業のコア以外はすべて外注できる 経理の「所有」は会社にとって「重たい」 ほか■著者 中小企業を応援する士業の会/助成金・給与労務手続きセンター■著者/監修 広瀬元義