上級生の“指導”、徹底したタイムスケジュール、1つもミスを許さない行動管理――。1学年時で100名超が逃げ出す日本一厳しい大学生活の中で学んできたことは、誰も教えてくれない確実に結果を出すために必要な最強の仕事術だった。自衛隊と一般企業ではもちろん仕事内容は違いましたが、1つだけまったく同じことがありました。それは『どんな状況であれ、最高の結果を出すことが求められる』こと。入社1年目。強力な営業ノウハウがあるわけではありません。毎日、目の前の膨大な量の仕事に追われ、それぞれの仕事が中途半端になり悪循環に陥っていました。為す術がなかった私は、防衛大学時代で学んだ「結果を出すためにすべきこと」を仕事に応用してみることにしました。すると状況が一変。ぐんぐん営業成績が上がり、入社2年目から4年連続売上ナンバー1、営業MVPも独占、さらには入社6年目で異例の営業部長就任、2年間で会社の売上を160%アップさせるなど結果が出たのです。本書では防衛大という「何があっても結果を出す」ことを求められた組織で学んだうち、私自身やセミナー等に参加してくださった受講生の方々が実際に仕事をするうえで役に立った考え方、行動ノウハウなど、「最高の結果をだす」最強の仕事・時間術をよりすぐって紹介しています。■目次●第1章 最高のアウトプットこそ最強の仕事術・最強であるために必要な4つの仕事力・何ごとも最高の「アウトプット」をイメージしてから動く・どんな時も魚は釣り続ける・当たり前にはそれだけの意味がある・一人でがんばらなくてはならないことなどない●第2章 プレッシャーに打ち勝つ「セルフコントロール術」・エリート自衛官から学んだ「セルフコントロール」に必要な2つのこと・自己否定は最強の戦力ダウンほか●第3章 余裕を生み出す「段取り術」・目的と対象を定めてから行動に移る・高速「PODCAサイクル」が打開策を見出すほか●第4章 他者と圧倒的な差をつける「時間術」・時間は与えられるものではなく「つくる」もの・「先延ばし」は最終手段にする・重要度が低く緊急度の高い仕事は倍速で片づけるほか●第5章 働きやすい環境をつくるための「先読み術」・「遠く」を見るのではなく「近く」を読む・誤解を防ぐ「数値化コミュニケーション」・上司への報告は「タイミング」を読む・「周囲」を勝たせることに注力するほか■著者 濱潟好古