2016年は、ある意味で大きな歴史の転換点になった。世界中で、「極右」が勢いを増し、さながら第二次世界大戦前のヒットラー政権のようなファシズムの台頭が起こっている。欧州では、フランスやドイツで極右政党が勢力を伸ばし、イギリスでは右派勢力が主張した「ブレグジット(EU離脱)」を問う国民投票で、離脱派が勝ってしまった。右派勢力に騙された、と感じているイギリス国民は少なくないと思うが、いまや、、、、。(はじめにから引用)トランプ政権のアメリカが誕生し、世界は大混乱に陥る!?●アメリカファースト、TPP離脱、トランプショック・・・・・。●新大統領誕生で混迷必死の世界経済。日本の未来に待ち受けるのは好景気か、それとも未曽有の大不況か?保護貿易主義、移民排斥、そして日米安保などなど。様々な角度から、トランプ政権と日本の経済を徹底解説。日本と世界がたどる、トランプ大統領誕生後の4年間のシナリオを大胆に予想する。■目次●Chapter1 なぜアメリカはトランプを大統領に選んだのか?●Chapter2 「アメリカファースト」で世界が変わる・トランプによる変革「アメリカファースト」・最初の100日間でトランプが着手する仕事・経済政策(1)・経済政策(2)・金融・通商(1)・通商(2)・移民・内政(1)・内政(2)・外交・軍事(1)・外交・軍事(2)・環境・対日政策●Chapter3 「トランプショック」は必ずやってくる●Chapter4 リスクだらけのトランプ政権と日本の未来■著者 岩崎博充(いわさき・ひろみつ)経済ジャーナリスト。雑誌編集者等を経て1982年に独立し、経済、金融などのジャンルに特化したフリーのライター集団「ライトルーム」を設立。雑誌、新聞、単行本などで執筆活動を行う他、テレビ、ラジオ等のコメンテーターとしても活動している。近著に『老後破綻 改訂版』(廣済堂出版)、『グローバル資産防衛のための「香港銀行口座」活用ガイド』(幻冬舎メディアコンサルティング)、『日本人が知らなかったリスクマネー入門』(翔泳社)、『「老後」プアから身をかわす50歳でも間に合う女の老後サバイバルマネープラン!』(主婦の友インフォス情報社)など多数。