すぐ疲れる、イライラする、だるい、冷え性やむくみがつらい――こんな「プチ不調」をかかえてはいません!?本書では、「強い体」をつくるために、「何を食べ、何を食べてはいけないのか」について書かれています。とはいっても、「筋骨隆々の体」になるための指南書ではありません。本書でいう、「強い体」とは、●第一に、症状が現れない強い体●第二に、必要なときには、きちんと症状を出し、回復する強い体のことです。そして、「強い体」をつくるために食べるべきものは、人によってまったく違います。自分にとって、必要なのは、●出す(解毒)=農耕民族型の食事●入れる(栄養補充)=狩猟民族型の食事のどちらかが簡単にわかる、チェックリストもついています。病気にならない、そしてなってしまった場合でも、自分の力で治せる「強い体」をつくるためのシンプルだけれど、効果抜群の方法が掲載された一冊です。■目次●Prologue そもそも「病気」「健康」とは何か?・芯や軸のある人は体も強い・本当の予防医学は「強い体」をつくること・健康意識が高い人ほど、不健全な発想に走りがち・「症状」を悪いものだと思わない・出せる体は「戦うパワーのある」体・「出せない体」「弱い体」は万病のもと●Chapter1 「強い体」は食生活からつくられる ―――あなたは、「農耕民族型」?「狩猟民族型」?・「悪いものを避ける」「いいものを入れる」「ちゃんと出す」・食べ物の土台は「質」と「歴史」・必要なのは「解毒」か「栄養補充」か・おすすめは「農耕民族型」と「狩猟民族型」の“いいとこどり”・まずは「自分の体」を振り返ってみよう・野菜の本当の役割は「排泄」「代謝」「抗酸化」・「出す」以上に「足す」ことも大事・大事なのは「陰」「陽」のバランス・「肉を食べて胃がもたれる」はかなり問題・「肉を食べると」ではなく「質の悪い肉を食べると」病気になる・「『歯の構成』で食べるものが決まる」は本当か?・「糖質制限」は緩やかに、「断糖動物食」は一気に食べ方を変える・断食も自分の体と相談しながら・調子の悪い人は、今の食事を「逆転」させて3ヶ月様子を見る・「便の回数」は、あまり気にしなくていい・結局、どんな食べ方がいいか―――答えは「自分の体」が知っている●Chapter2 これだけは食べてはいけない!・10項目●Chapter3 病気にならない「病院」「医療」との付き合い方・8項目●Epilogue 一生ものの健康は、自分次第・3項目■著者 内海聡