本書では、「時制」にまつわる様々な表現について解説しています。時制は、英語の理解を深めたり、表現力をつけたりするためには必須のものです。単に「する」「した」というのではなく、「できる」「している」「したことがある」「しなければならない」 「するかもしれない」「ずっとしている」etc……。中学英語で習う「基礎」ではありますが、こういった表現が使えなかったら、言語は「カタコト」の味気ないものとなってしまいます。 現在進行形、命令形、助動詞、to不定詞、現在完了形……こういった名前を聞くだけで、難しそうだと思ってしまうかもしれません。しかし、繰り返しますがそれは「勘違い」なのです。難しく感じるとしたら、実は「難しく考えてしまっている」だけなのです。英語はそもそも、誰でも理解できるシンプルなものです。あなたに理解できないはずがありません。ぜひ、時制という英語の大事な基礎を、「感じる」ことによりしっかりと理解することで、自信を持って使いこなせる英語力を身につけていただければと思います。■目次・様々な時制表現を捉えなおす・時制表現の総仕上げ・複雑に思える文法も感覚的に理解しよう■著者 西澤ロイ