限りある時間をゆたかに過ごす70の方法死を受容してから人生が始まる1年後、人生が終わるとしたら。1カ月後、人生が終わるとしたら。1週間後、人生が終わるとしたら。1日後、人生が終わるとしたら。1時間後、人生が終わるとしたら。1分後、人生が終わるとしたら。1秒後、人生が終わるとしたら。人生とは配られたカード(遺伝子)に対して文句を言わず(言わせてもらえず)、いかにして楽しむかのゲームである。悪い頭でも勝てる方法は必ずあるし、足が遅くても幸せにはなれる。■目次・はじめに 「あのとき、本当は好きだったのに……」を言わないために。●Part.1 1年後、人生が終わるとしたら・エッカーマンの『ゲーテとの対話』を堪能する・もっと知りたかったことを勉強する・優雅に長編小説を書く●Part.2 1ヵ月後、人生が終わるとしたら・整頓ではなく整理する・自分の身体に敬意を払う・孤独の時間を確保する●Part.3 1週間後、人生が終わるとしたら・これまで愛した人たちの記憶を曜日ごとに反芻する・身近で先立ったい人たちを想う・思い切りくしゃみをしてみる●Part.4 1日後、人生が終わるとしたら・「葬式は不要」とキッパリ伝える・優雅に詩を書く●Part.5 1時間後、人生が終わるとしたら・最期に堪能したい温悪をセレクトしておくとよい・本当に大切な人と過ごす●Part. 1分後、人生が終わるとしたら・自分が死んだあとのことは考えなくてもいい・地球の歴史を時間に例えると、ヒトの歴史は1分に満たない●Part. 1秒後、人生が終わるとしたら・カントの最期の言葉は「うまい!」だった・ニーチェの「永劫回帰」というフィクションは壮大でロマンチックだ■著者 千田琢哉(せんだ・たくや)愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で176冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。