これであなたも藤井曲線
「将棋は逆転のゲーム」とよく言われるように、将棋を勝ちきるのはとても難しいもの。
本書では「有利な局面でいかにその優位を拡大するか」ということをテーマにした技術書です。
まず第1章では部分図と駒落ち戦を扱い、「終盤意識」の重要性を解説します。第2章は全34のテーマ図を徹底的に研究し、優勢の将棋を勝ちきるための汎用的な考え方・テクニックをご紹介します。
第1章 終盤意識の重要性
第2章 平手編
真田圭一(さなだ・けいいち)
1972年10月6日生まれ。千葉県八千代市出身。
1985年、6級で奨励会入会。(故)松田茂役九段門下。
1992年4月、四段。2016年10月、八段。
矢倉や角換わりを得意とする居飛車党の本格派。
1994年3月、第52期順位戦でC級1組に昇級。
1997年、第10期竜王戦挑戦者決定戦三番勝負で屋敷伸之棋聖(当時)を2勝1敗で破ってタイトル戦初出場。
七番勝負は谷川浩司竜王に敗れるも、その活躍によって第25回将棋大賞の新人賞を獲得した。
主な著書は『1手ずつ解説する角換わり棒銀』、『矢倉の新常識』、『わかる!勝てる!! 急戦矢倉』、『激変する現代矢倉』、『角換わりの手筋』、『現代将棋の基本手筋』(いずれもマイナビ出版)など多数。
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