今日の企業には、顧客の多様かつ高度なニーズを満たすことが求められている。そのためにはデータやAI(人工知能)の活用が不可欠だが、顧客データが分散していたり、事業部ごとに異なる形式で管理していたりすれば、営業担当者はデータの収集・統合に時間と労力を費やすこととなり、顧客とのコミュニケーションに支障が生じかねない。営業組織のデジタライゼーションを成功に導き、営業担当者が顧客ごとに個別化された提案を行えるようにするために、企業は何をすべきか。本書では、マイクロソフトをはじめとする先進事例を紹介しながら、5つのアクションを提案する。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2023年1月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。