彼氏いない歴28年、アラサー処女の宇佐美(うさみ)凛(りん)。仕事終わり、自宅に帰ると玄関前に現れたのは、「凛さん、おかえりなさい」と呼びかけてくる謎の美青年――。彼は昔、凛の両親が奉公していたお屋敷の息子・野崎(のざき)怜(れい)だった。数年ぶりに再会し大学生になった怜は、社会に出る前に庶民の生活を学ぶため、しばらく凛の家に住むことに!? 料理に掃除と、生活力バツグンの怜に対して、家事全般ズボラな凛。「居候してもらえて助かる…っ!」そんなある日――怜が留守なのをいいことに、ほぼ下着で部屋でダラけていると、学校にいるはずの怜がなぜかすぐ帰ってきて…突然押し倒され「ずっと好きだったんだよ」とダイタン告白…!? まっすぐ見つめられて何度もキスされ、甘く優しい指の感触に、思わずカラダが反応しちゃって…っ。積年の執着が重すぎる野崎くんの、おっきな愛がオクまで満たす同居ラブ★真剣に告白する怜だったが、小さい頃に怜の面倒を見ていた年上の凛からは、冗談だと思われてしまい――「俺が本気だって伝えたいだけ」ゲーム仲間と通話中の凛をうしろから抱きしめると、首筋に何度も舌を這わせて…っ。(第2話)