破天荒だが人気者・石川凜、16歳。人は彼を「天才」という。高校を中退し板前を目指し上京するもボクシングに出会い圧倒的才能を開花させていく。凜と出会った者たちは瞬間的に類まれなその才能に気づく――。動体視力、反射神経、凜はボクサーになるべく能力を持ち合わせていた。ひとりの天才少年がプロボクサーへの道をひたすらに突き進む物語の幕が開ける――。■目次■第32発 「どうなの? ワープは元気かい?」第33発 「JR水道橋駅下車 東京ドーム手前あたり」第34発 「この顔でアレですよ」第35発 「本籍暴走族、現住所世界チャンピオン」第36発 「大林くん、ボクシングだけが人生じゃないよ」第37発 「シリアス17(セブンティーン)」第38発 「滞りなくリングの上」第39発 「『ある視点』×4」