破天荒だが人気者・石川凜、16歳。人は彼を「天才」という。高校を中退し板前を目指し上京するもボクシングに出会い圧倒的才能を開花させていく。凜と出会った者たちは瞬間的に類まれなその才能に気づく――。動体視力、反射神経、凜はボクサーになるべく能力を持ち合わせていた。ひとりの天才少年がプロボクサーへの道をひたすらに突き進む物語の幕が開ける――。■目次■第16発 「わかったような わかんないような」第17発 「はい……東京です」第18発 「男の裸を選びまス」第19発 「オモチャ・・・・かな?」第20発 「構えるだけって言ったべさ!」第21発 「はへんと書いてカケラってところ」第22発 「アピールすることが大事です」第23発 「認定! 東洋太平洋2位」