【神楽社長が見合い!?激しく揺さぶられる佐代の心…】
大手広告代理店から神楽総二郎がCEOを務める<アンロック>に転職したデザイナーの佐代。初対面から神楽は佐代に嫌悪感を露わにしあからさまに嫌っているが、仕事のパートナーとしての相性は抜群だった。
神楽に唐突に唇を奪われ混乱する佐代だったが、いつしか神楽を目で追い、神楽と親しく話す女性を見てはもやもやした気持ちを持て余していた。
ある日、佐代をヘッドハンティングしたCCOの橘修人と神楽、先輩デザイナーの風見と佐代の4人で仕事の視察を兼ねてアミューズメント施設に遊びに出かける。遊び慣れていない佐代をフォローし女の子扱いもしてくれる優しい橘といることに心地よさを感じる佐代だったが、そんな佐代を神楽は橘に気取られないよう翻弄する。
翌日になっても動揺が収まらない佐代に神楽は婚約者に会うと言い出し驚かせる。「金曜8時、帝国ホテルだから」。余裕ある笑みを浮かべて言う神楽に「自分には関係ない」と言い聞かせる佐代だったが、心は激しく揺さぶられていた…。
※分冊版7~9収録