あらすじ公爵令嬢エリーゼは誰にでも優しく、その立ち振る舞いから聖女様と呼ばれている。そんな彼女だが、深い罪悪感で日々思い悩んでいた……。心から恋慕う王太子ルツィウスを"隷属の指輪"で従属させていたからだ。永遠に苦しみ続けるのなら、この偽りの愛を終わらせ罰を受けよう。そう決断するが……?「指輪さえあれば、君の理想の王子様でいられたのに。本当に……愚かだよね、エリーゼ」突然の口づけは、恐ろしいほど強烈で淫らな熱を孕んでいて――!?そう、彼の愛は狂っていた。彼女の罪など凌駕してしまうほど――。