「植栽」には、建築の世界では樹木を育てて鑑賞する目的以外にも、樹木の機能的な特性や管理方法を考慮しながら、適所に配置するという意味もあります。
すなわち設計者には、樹木の知識はもちろん、目的に合わせた配置(デザイン力)まで求められます。また、テレワークの増加により在宅時間が長くなり、自ずと建築主が庭を楽しむ時間も増え植栽計画の重要性は一層高まっています
本書では、植栽設計の基本はもちろん、樹木の種類や選定方法、空間ごとの演出、植栽での気候のコントロールなど植栽計画において知っておくべき内容を完全網羅!
さらには、温暖化により需要が高まっている乾燥に強い樹種を生かす方法など近年の気候の変化に対応した知識も押さえられます。
住宅設計に欠かせない一冊です!