「もうダメ・・・」となりそうなあなたへ。
「なんとかなる」、「きっと、大丈夫」と思える方法、教えます。
パワハラ上司、ブラックな職場、しんどい人間関係、キツすぎる仕事・・・・・・。
つらい出来事やストレスフルなことがあっても、うまく対処して、
心の健やかさを保てる力、それが「首尾一貫感覚」です。
この本は「首尾一貫感覚」 の入門書としてわかりやすく説明しつつ、ストレスフルな状況にいて、不安だったり、凹んでいたり、イライラしているあなたの心が少しでもラクになることをめざしています。
【首尾一貫感覚を構成する3つの感覚とは?】
首尾一貫感覚は下の3つの感覚からなっています。
■把握可能感(「だいたいわかった」と思える感覚)――自分の置かれている状況や今後の展開をある程度、把握できると思うこと
■処理可能感(「なんとかなる」と思える感覚)――自分に降りかかるストレスや障害にも対処できると思うこと
■有意味感(「どんなことにも意味がある」と思える感覚)――自分の人生や自分自身に起こることにはすべて意味があると思うこと
本書は、「なんとかなる」と思える感覚である<処理可能感>を中心に、首尾一貫感覚の高め方をお伝えしています。
実践的テクニックが満載の一冊です。
・自分がいる環境のルールや規則を調べる
・人の力を頼って成功体験を積む
・「うまくいったこと」を日記に書く
・似たような状況の人の本を読む
・ストレス解消法をストックしておく
・問題に向き合うべきか、状況を整理する
図やイラストが豊富でわかりやすいのも特徴です。
著者は、ストレスマネジメントの専門家・公認心理師。
一般企業の人事部で働きつつカウンセラーに転身、
企業や中央官庁、自治体のメンタルヘルス対策や研修に携わり、
カウンセラーとしての相談人数はのべ1万人以上にのぼります。
「働く人のため」のストレスマネジメント術、決定版!
【目次】
第1章 ストレスにつぶされないために
第2章 「だいたいわかった」把握可能感の感覚を高めるヒント
第3章 「なんとかなる」処理可能感の感覚を高めるヒント
第4章 「どんなことにも意味がある」有意味感を高めるヒント