「常識なんて、蹴散らしてやれ!」彼らは天才か? 変人か?「ふざけてる!」「美しくない!」「どうかしてる!」ときにそんな評価を受けることもある現代美術家たち。いったい彼らは、何を考えているのでしょうか?ありえない方法で歴史を変えた天才アーティストたちの頭の中を絵と漫画とともに解き明かす、今世紀最強の現代アート解説本、ついに登場!「こんなに面白い現代アート、知らなかった!」とSNSで大評判◎男性用小便器で美術をひっくり返した「現代美術の父」/マルセル・デュシャン◎難しい美術を終わらせるのは、わかりやすい「ポップ・アート」/アンディ・ウォーホル◎作品の価値は価格に現れる!? まるで資本主義のバグを突いたハッカーのようだ!/ジェフ・クーンズ◎常識が揺らげば新しい世界が見える!「21世紀のコペルニクス」/荒川修作◎「わびさび」日本美術をぶっ倒す!「アナーキーな大スター」/岡本太郎・・・など大充実のボリュームでお届けします!***現代美術の歴史を見ると、「そんなのアリ!?」とつっこみたくなってしまう、そんな仰天エピソードがたくさん出てきます。物議を醸し、ときに人を不愉快にさせることもある現代美術は、もしかしたら常識はずれだと感じる人もいるかもしれません。それでも、知恵を絞って新しさを模索する作家たちの姿には、必死さと葛藤があり、願望と欲望があり、汗と涙がありで、勇気づけられることもあります。この本は、そんな変革を求める変わり者を、独自の視点と解釈でまとめてご紹介するものです。常識がボロボロ崩れていく、滅茶苦茶なのに目が離せない。そんな作家たちが作る美術道を、ぜひ一緒に見ていきましょう!─はじめに より抜粋