あらすじ不幸な生い立ちから人と触れ合うことができなくなってしまった朋之は、専門学校に通いながら従兄弟の俊一と暮らしていた。ところが、その信頼していた俊一に襲われるという出来事が起き、朋之はパニックを起こすと、外へ飛び出しそのまま気を失ってしまう。そして目が覚めた時、朋之の状況は一変していた。見知らぬ部屋、見知らぬ男――およそ人助けとは縁のなさそうな不遜さを漂わせたその人物・木崎は、若くして会社社長を務めるやり手だった。帰る場所を失った朋之は、この優しさの欠片も見せない木崎の世話になることに……。