「俺は猛獣の檻だ 不用意に覗きに来てくれるな 食われるのは…お前なんだぞ」『ホラー作家に愛され過ぎて眠れない』に続く、一千秋視点の物語。はじまりは18年前、父が一人の女性を連れてきたあの日から…。訳あり家族のもとに生まれてきた二千夏。ピュアな弟の放つ圧倒的な「かがやき」は、一千秋の心をも少しずつ変えてゆき…?父、純夏、依子、小柴、そして枸櫞(くえん)。舞台裏で二人を見守っていた人々の姿も明らかに。そして辿り着くのは、兄のみぞ知る驚愕の真実…!!愛し愛され過ぎて眠れない兄弟の物語は、ついに最終章へ!※こちらには【第1話~第2話】が収録されています。