あらすじ申九と逢年は、宿場町・夜来市の警備隊員。かつての申九は傭兵隊「干支団」に属する猿族のエリート狩人、逢年は狩られる側の獣人の王だったと噂されている。仕事熱心、気配り上手なふたりは人気者で、町の小さな騒動を解決しながら平穏な日々を送っていた。ある年末、謎の旅人が町を訪れた夜に惨殺事件が発生。その現場には逢年を過去の因縁へと引きずりこむ罠が仕掛けられていて――。狩人と獣人がなぜ今、ともにいるのか?謎の旅人の真の目的とは?ふたりの想いと町の平和を守るため、最強バディが全身全霊をかけて手を取りあう!