あらすじ大丈夫。好きな人に好きなものが増えただけ。突然の雨に降られ、英明と二人だけで一晩を過ごした夏樹。ずっと避けてきたはずなのに、受け入れてみると、自分でも驚く程に英明への“好き”という気持ちが確信に変わっていることに気付いてしまう。しかしその一方で、悠亜のことを大切に思う気持ちも、より一層濃く、鮮明になっていくのだった。自分がどうすればいいのかわからず、戸惑っていた矢先、緊急帰国した悠亜が突然、夏樹の前に現れる——。