「どうしようもない変態女だな…
しゃぶれ!
ぐずぐずするな」
この椅子……サイモンとのSMプレイにうってつけだわ。
アンティークショップに飾られた、どこか卑猥な感じのする艶やかな赤い革張りの椅子に、
スーザンはひと目で魅了された。
休暇中、女性のむきだしのお尻を叩く写真を食い入るように見つめていたサイモン。
突如荒々しい暴君に変貌した彼に苦痛と歓喜に満ちたお仕置きを受けて以来、彼女は変態的なセックスの虜なのだ。
全裸で赤い椅子に座る彼に、お尻を容赦なく叩かれる――そんな自分の恥ずかしい姿を想像すると、
めまいがするほどの興奮に襲われ、高価なその椅子を衝動買いしてしまった。
やがて帰宅したサイモンは、椅子を見るなり怒りをあらわにした。
スーザンが震える声で言う。「ごめんなさい、ご主人さま……お願いです、許してください……」
「いけない子だ」パンティをそろそろと脱ぐ彼女に、彼は命じた。「よこせ」