あらすじ魔法を有効に使え、魔法だけに頼らず戦える兵士“魔法兵”――そんな新しい兵科を用いた傭兵団《月花》の団長アスラ・リョナは、前世でも傭兵として生き、命を懸けた闘争をこよなく愛している。故にアスラは今世でも同じ道へと突き進む。迷いなく、躊躇いもなく。「夢のような戦闘を続けよう。ロマン溢れる魔法を主体とした戦闘を。・・・・・・ああ、君たちにとっては悪夢のような、だったかな」偽り、謀り、欺きながら類い稀な魔法の才能と才覚で戦場を巡るアスラは、この世界でも悪名と戦果を挙げていき・・・・・・やがて《銀色の魔王》と恐れられる少女のダークファンタジーが幕を開ける。