0才から100才まで、その年齢にぴったりの「広告コピー」を並べてみたら、
生まれてから死ぬまで、大切なことを思い出せる素敵な名言集ができました。
【リリー・フランキー推薦! 「100年分の言葉が1行になる」】
広告コピーとは、ある商品や企業の魅力を伝えるために考えられたものです。
しかしその中には、ただ消費を促すための言葉ではなく、わたしたちの人生に気づきや希望を与えてくれる言葉がたくさんありました。
【13才】どうして恋はいつも不恰好なんだろう。(東日本旅客鉄道)
初恋の淡い気持ちを思い出したり。
【22才】就職をゴールにすると、その後の人生で迷ったりする。(マイナビ)
ドキリとする言葉を投げかけられて、転職しようか迷ったり。
【38才】こどもに戻りてぇ? あんた、かわいそうな大人だな。(蒲郡市ボートレース事業部)
年を重ねていく中で、ふと不安になる背中を押してくれたり。
【87才】母の好きな花くらい、飾ってあげたかった。(平安閣一宮)
人生で、やり残した後悔を数えてみたり。
ただ、素敵な言葉であるにもかかわらず、そのほとんどはある一定期間にしか掲載されません。しかも、見ることができるのは、広告が掲載された場所だけ。そんな広告コピーの数々を一冊の本にして、いつでもどこでも読んでもらうことができたなら。
そんなことを思って、この本をつくらせていただきました。
この本では、0才から100才まで、その年齢にぴったりの広告コピーを紹介しています。入学、卒業、就職、結婚、出産、出会い、別れ……。生まれてから死ぬまでのさまざまなステージを思い出したり、未来を思い描いたり、これからの人生を大切にするきっかけになれば幸いです。
自分の年齢からでも、大切な人の年齢からでも、お好きなページからお楽しみください。本を開いたときの気持ちや年齢によって、きっと、心に響く言葉が変わるはず。また、ご家族やご友人に贈りたくなるような言葉も見つかるかもしれません。
【こだわりの仕様】
・本文用紙は、水色からオレンジに変わるグラデーション。1才ごとに年齢の変化を豊かに表現しています。
・小口の部分は「0-100」という文字が浮かび上がり、「本」として手元に置いておきたくなるデザインに挑戦しました。
・カバーに散らばる金色の星々を0から100まで数字の順につなぐと素敵な言葉が浮かび上がります。
広告作品をご提供いただいた方々、コピーライターの方々、制作関係者の方々へ、心より御礼申し上げます。