失恋+ゲイバレでドン底な大学生・安吉は、軽いトラウマで人の目が見られなくなってしまう。何とか状況を変えたいと山奥の別荘地で預かり犬の世話するバイトに応募。わんこだったら大丈夫と思ったけど、正体不明のイケメンオーナー・葛城やスタッフとのささやかな交流が待っていた。どうしてもうまくやれない自分に安吉が自己嫌悪していたら、葛城から温かく見守られていたことに気づき「君に問題はない」と言われて涙する。そんな自分の頭をまるでわんこにするように優しく撫でてくれる葛城とたくさんのわんこに囲まれて、これからひと夏の忘れられないバイトが始まる――!