「ミッパンチャン」とは、韓国語で作りおきできる「常備菜」のこと。
本書では、韓国の食卓に欠かせないキムチやナムル、漬けもの(チャンアチ)をはじめ、
副菜にもつまみにもなるジョンやあえもの、メインのおかずになるボリューム満点の煮ものや炒めものなど、
100品ものミッパンチャンを紹介します。
韓国料理というと辛いイメージがありますが、日本の食卓に寄り添うやさしい味のおかずも多く、
野菜をたっぷり食べられるのも特徴です。いずれも日持ちがするので、ついでに少し多めに作っておくと安心。
冷蔵庫にミッパンチャンがあるーーそう思えると、毎日の食事作りがとても気楽なものになります。
ミッパンチャンをいくつか用意しておけば、忙しい日は、冷凍ごはんをチンするだけで立派な献立になります。
1日目はそのまま食べて、2日目は、いくつか組み合わせて晩酌のおともに。3日目は他の食材と炒めたり、
ごはんにのせてビビンバに。漬けものやキムチは、漬け汁ごと麺とあえて……。
ぜひ、毎日の食事にミッパンチャンを取り入れてみてください。
【もくじ】
1.あえるだけ、漬けるだけ
[チャンアチ]
しょうゆベースのチャンアチ/みそベースのチャンアチ ほか
[あえもの]
豚しゃぶとえごまの葉のあえもの/にらとささみの辛みあえ/
根菜のえごまあえ/にらのきな粉蒸しあえ/なすとみょうがのあえもの ほか
[ナムル]
塩ベースのナムル/しょうゆベースのナムル/コチュジャンベースのナムル ほか
[キムチ]
白菜の即席キムチ/即席キムチ3種/刻み白菜のゆずキムチ/柑橘入り水キムチ ほか
2.副菜にも、メインのおかずにも
[炒めもの]
牛肉のプルコギ/豚バラ肉のコチュジャン炒め/鶏肉の甘辛炒め/
砂肝の香味炒め/アスパラと玉ねぎの塩チャプチェ/
切り昆布のにんにくじょうゆ炒め/桜えびとにんにくの芽の甘辛炒め/
[煮もの]
鶏肉と大豆の煮もの/豚肉のねぎ巻き煮/なすの肉詰め煮/
牛肉とうずら卵のしょうゆ煮/サワラとじゃがいものピリ辛煮/
サバの韓国風みそ煮/豆腐とキムチの煮もの/れんこんの炒め煮 ほか
[かたまり肉で]
ゆで豚/豚肉の梨煮
[ジョン]
粉ベースのジョン/えのきののり巻きジョン/ごはんのジョン/
せん切りさつまいものジョン/しいたけの肉詰めジョン
[韓国の食材・調味料]