あらすじ応仁の乱は、京の街を焼け跡にしようとしていた。室町幕府八代将軍・足利義政は、京の秩序を守る責務から目をそらし、自らの美意識の顕現に挑んだ。孤独な将軍は、何に苦悩し、何を実現しようとしたのか。日本建築の源流となった“銀閣寺”建立の秘密に迫った歴史巨編。