動物の苦しみ、気候危機、健康な食生活を気にかけるすべての人へ。「最も影響力のある現代の哲学者」ピーター・シンガーが動物解放論、ヴィーガニズムとベジタリアニズムについて書き継いできたエッセイと論考を精選。1973年の記念碑的論文「動物の解放」から2020年の新型コロナウイルス禍に対するコメントまで、半世紀にわたる著述活動を一冊に封じ込めたオールタイム・ベスト・コレクション。目次はじめに動物の解放――1975年版の序文動物の解放(1973年)これが鶏の倫理的な扱い方だろうか?(ジム・メイソンとの共著)(2006年)オックスフォードのベジタリアンたち――私的な回想(1982年)ベジタリアンの哲学(1998年)もしも魚が叫べたら(2010年)ヴィーガンになるべき理由(2007年)培養肉は地球を救えるか?(2018年)COVID-19に関する二つの闇(パオラ・カバリエリとの共著)(2020年)訳者解説