契約業務担当者にとって民法の理解は必須ですが、OJT での習得は困難です。そこで本書では、企業法務の担当者を対象に、実例や判例を用いながら、現実の取引の進行に従って解説していきます。契約の性質やテクニックを説明するとともに、各種の契約に固有の注意点をわかりやすく説明し、改正民法対応の契約の基本を身につけます。さらに、企業法全体の体系や契約書作成上の注意点、紛争処理の流れについても適宜触れます。法律知識に自信がないビジネスパーソンでも、民法の知識が整理・理解できる 1 冊です。【目次】はじめに第1部 総論 第1章 民法と契約の関係 第2章 契約締結前の法律関係-契約実務における信義則(1条2項)の反映 第3章 契約における基本法理-法律行為を中心に 第4章 契約の解釈と効力 第5章 契約の終了と履行強制第2部 各論 第6章 売買取引基本契約書 第7章 秘密保持契約書 第8章 株式譲渡基本合意書 第9章 不動産賃貸借契約書 第10章 システム開発契約委託契約書 第11章 特許権譲渡契約書 第12章 特許権実施許諾契約書 第13章 販売店契約書 第14章 販売代理店契約書