あらすじ企業における利潤追求と社会的使命の調和という、永遠のテーマを追求する、著者の会心作。大手製薬会社で働くシーリアは、医者たちに新薬を紹介する仕事に情熱を注いでいた。利潤追求のみを目的とした新薬開発競争を目にし、男性社会が持つ様々な偏見や障害と闘ううちにも、彼女の健全な良心は揺らぐことはなかった。アメリカの製薬業界で、鋭い直観力と強烈な野心を武器に成功していく一人の女性と、その周辺に展開される多彩な人間模様を描ききる。